ポントニデス・マルディブエンシス

テナガエビ科キサンゴカクレエビ属

2022.7.31:投稿



「キサンゴカクレエビの仲間」
未だ和名のない種。
学名:Pontonides maldivensis(ポントニデス・マルディブエンシス)

ネット上にもポントニデス・マルディブエンシスの情報は少ない。
不確かな情報を、ここに書くのも憚られるので【分布域】【生息環境】【特徴】は割愛した。

緑のナンヨウキサンゴを宿主としている。
琉球列島からの観察例(写真)が多く見られる。



キサンゴやイボヤギの枝間に隠れ棲む「キサンゴカクレエビ」に似ているが、こちらと本種は別種である。キサンゴカクレエビに比べ、本種の数は余り多くはないとの情報がある。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.07.15 #1152

撮影ポイント

西表島 バラス東

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

2022.11.18追加投稿

 

「ポントニデス・マルディブエンシスの雌雄」

 

最近手に入れた図鑑『サンゴ礁の「エビ」ハンドブック』には、本種が掲載されている。
【分布域】琉球列島:インド・西太平洋
【生息環境】ナンヨウキサンゴを宿主とする。
【特徴】体色は宿主の幹の色に似ている。緑色がかった黄褐色。雌にはうっすらと横縞模様がある。

 

本種に限らず他のエビにも共通しているが、雌はずんぐりむっくりしていて、雄はスマートだがやや貧相な感じがする。
この写真の個体はほっそりとした体つきから雄と思われる。

 

参考写真:2022.11 @柏島 シシナカセ
頭を奥に向けていて正面から撮れなかったのが残念だが、ずんぐりむっくりした体と横縞模様が見えることから雌と思われる。

 

色と言い形と言い「虫」のように見えるがれっきとした「エビ」である。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.11.12 #1203

撮影ポイント

柏島 シシナカセ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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