オキカズナギ

スズキ目タウエガジ科

2023.8.19:投稿



【分布域】東北地方以北の太平洋岸、オホーツク海、日本海北部。
【生息域】沿岸近く、水深の浅い岩礁域の藻場に生息。
【特徴】体は側扁していて細長い。眼から四方に伸びる茶褐色~黒褐色の線と、その後方に2本の横線が入る頭部(顔)が特徴的。また、背鰭にある4個の眼状斑は、上部が橙色、下部が黒色。本種とよく似るガジ(5個)やハナジロガジ(6個)とは、この眼状斑の数で見分けられる。体は通常、白っぽい地色でごく淡い肌色がかる。体側には独特の模様がある。雄が婚姻色になると体は橙色~茶褐色、背鰭と臀鰭は眼状斑が認識し辛くなるほど青みを帯びる。体長は10~15cm。




「オキカズナギ」

積丹の海に入ってかなり早い段階でオキカズナギを見付けた。

明らかに初めて目にする魚で、かなり特徴的な模様をしていた。


今まで潜ったことのない積丹の海に期待していたのは、こうした”出会い”。
してやったり!
自ずとテンションは上がった。



この北国の海。
南国の海のように、色鮮やかでトロピカルな魚が泳いでいるわけではない!
地味ながら本種オキガズナギのような魚に会える「大人の海」のように思う。笑



参考写真:同じ時の同じポイントで。


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2023.08.05 #1302

撮影ポイント

北海道 積丹 長谷川の島

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「念には念を!!」

 

北海道の積丹は、何度でも潜れる海ではない。
従って、オキカズナギは何回でも撮り直せる魚ではない。

 

そんな思いが、執拗にオキカズナギを追い掛け回させた!
「全部ピンボケだった」なんて思いはしたくない。念には念を!笑

 

ところでこのオキカズナギ、北の海でクリーニング店を営んでいるらしい。
実際に本種が他の魚をクリーニングしているところを見ることは出来なかった。
夏休み期間で休業中だったのだろうか?

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2023.08.05 #1302

撮影ポイント

北海道 積丹 長谷川の島

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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