ニシキヤッコ
スズキ目キンチャクダイ科ニシキヤッコ属
2020.12.9:投稿
【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、和歌山県、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域に生息。潮通しの良い根やサンゴ礁外縁ドロップオフの側面などで見られる。幼魚はサンゴ礁のドロップオフや崖の裂け目などの奥に隠れている。
【特徴】体色は黄色。体側に黒色で縁取られた白色(一部青色)の横縞が多数入る。背鰭後方は青色。臀鰭は青色のラインが数本入る。幼魚は背鰭後方に青色の眼状斑がある。
「置きピン」
パラオのビック・ドロップ・オフでのこと。
”シマヤッコ”を紹介され、なんとかモノにしようと粘っていた。
結構チョロチョロ動く奴で苦戦。動きを観察していると、どうやら決まったコースを動いていることが見て取れた。そこでコース内のあるポイントを決めて、あらかじめその場所にピントを合わせて待ち構えていた。
ジーッと息を凝らして待っていた。
奴の気配がしたっ!!
迷わずシャッターを切った。
それが上の写真。
「???」
液晶画面には”シマヤッコ”とはまるで別人(魚)が!!
別人こそが本種ニシキヤッコ。
私にしては珍しく、眼にドンピシャのピント!
まぁ良いではないか!
結果オーライと言うことで、良しとした。笑
ただ、このニシキヤッコの方が件のシマヤッコよりはるかに普通種。
(シマヤッコも撮るには撮ったが、、。)
データ詳細
撮影日
2014.02.17 #400
撮影ポイント
Palau Big Drop Off
使用機材
Olympus XZ-1
2023.1.23:追加投稿
「ニシキヤッコ 幼魚」
ニシキヤッコの幼魚は成魚に比べて体色の黄色が一際鮮やかで美しい。
また、幼魚の特徴である背鰭後方の青色の眼状斑がキレイに目立っている。
しかし、幼魚は非常に臆病で岩の亀裂の奥深くなどに隠れていることも多く、厄介な被写体ではある。
成魚のニシキヤッコは、上記のような事情で期せずして撮ったが、ニシキヤッコ幼魚はそれと分かって狙って撮った。
幼魚は初々しく美しく可愛い!!
データ詳細
撮影日
2022.09.30 #1185
撮影ポイント
屋久島 ヒデゴ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)