ニシキベラ

スズキ目ベラ科ニシキベラ属

2021.6.22:投稿



【分布域】南日本、小笠原諸島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域に生息。温帯域に良く適応した普通種。
【特徴】本州で最も普通に見られる魚の一つ。雌雄の体色差はない。全体に青色の印象のものと緑色の印象のものがある。体側には眼の後方から尾柄まで伸びる暗色のラインがありこれに横のラインが交差し、魚の骨のような模様に見える。



苦節10年!!


ニシキベラには本当に手を焼いた。いや、今も継続中のため「焼いている」が正しい。
図鑑の記述にもあるが、海に入ればどこにでもいる普通種。何処にでもいて、数匹がグルになって、まるで挑発するようにチョロチョロ早い動きで目の前を通過する。

本当につくづく鬱陶しい!忌々しい! 笑

何度もニシキベラを撮ろうとチャレンジするが惨敗。しばらく諦めの境地に深く沈み込み、またそこから這い上がり、再チャレンジ。そして、また惨敗。この繰り返しで10年の歳月が流れた。

柏島の海にもニシキベラはいた。本来ならばニシキベラなどに構っていられる海ではない。そこは生物が豊富な海。
ところが、この海のニシキベラは動きが伊豆のニシキベラよりやや緩慢に思えた。
「ここで撮れなきゃ、ニシキベラは未来永劫撮れないよ!」と自分の内なる声にプレッシャーを掛けられた。
不退転の決意で、チャンスを伺った。


さして褒められる出来ではないが取り敢えずのクオリティーの「ニシキベラ」を撮った。


ニシキベラとの闘いは続く!!!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.06.11 #1009

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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