ニジエビス

キンメダイ目イットウダイ科

2023.1.24:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域や岩礁に生息。生息水深は30m位までだが、稀に60m辺りでの観察例もある。
【特徴】体色は鮮やかな赤色で体側には白色の縦縞が何本も見られる。体は側扁していてやや長く、頭部は小さい。上顎上部にも白色の筋があり、鰓蓋骨にも横筋がある。尾鰭は二叉しているが、上下両葉の外縁は赤く、背鰭や臀鰭や腹鰭の外縁も同じく赤い。





「思い出のニジエビス」

この写真は、2010年9月に初めて行った屋久島で撮った。

その後も何度かニジエビスを撮って来たが、この時の印象が強く、ニジエビスと言えばこの1枚。



鮮やかな赤色の体に白色の縦縞。
岩陰に複数匹でじっと佇んでいた。
私の最初の愛機・SONY Cyber Shotでのもの。

泳ぎ回ったり、隠れたりしないカメラ初心者には理想的なターゲットだった。


ただ、イットウダイ科の魚は、何パターンかのクループでよく似た種が存在する。
本種のように赤色の体に白色の縦縞の魚も6~7種程いて、種を特定するのに苦労する。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2010.09.24 #144

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

SONY Cyber-shot (DSC-WX1)

コメント

※メールアドレスが公開されることはありません

CAPTCHA