ナミスズメダイ

スズキ目スズメダイ科クラカオスズメダイ属

2021.9.17:投稿



【分布域】八丈島、琉球列島。
【生息域】内湾性のサンゴ礁のサンゴやヤギ類、ウミシダ類の周辺に単体あるいは群れで見られる。
【特徴】成魚の体はウロコ模様が目立ち黒ずんでいる。腹部には黄色い域がある。背鰭と臀鰭は半分以上が黒色。尾鰭両端も黒色。幼魚の体色は銀色で腹鰭と臀鰭が黄色。成長と共に鰭に黒色の部分が出来てくる。



ナミスズメダイ 若魚

赤いヤギ類の周辺でヤマブキスズメダイの幼魚たちと一緒に群れていた。パラオの澄んだ海で青抜きの写真が撮れ嬉しかった。
ナミスズメダイの幼魚は他のスズメダイ科の幼魚と一緒にいる傾向があるそうだ。その点ではこの個体「幼魚」と言いたいところだが背鰭・臀鰭・尾鰭に黒色の部分が現れているので「若魚」とした。

データ詳細

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撮影日

2020.03.22 #871

撮影ポイント

Palau Big Drop Off

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

ナミスズメダイ 成魚

 

体が黒ずみウロコ模様が顕著になり、腹部にはっきりとした黄色域が見える。各鰭も黒くなっている。

 

各図鑑では特に触れられていないが、成魚になると吻が前に突き出ている個体が多いと個人的に思う。

 

これも私感だが、ナミスズメダイに会いたければ沖縄本島へ行くと良いと思う。本当に各世代の本種に頻繁に会うことが出来る。

 

 

参考写真:2019.10  @沖縄本島 恩納村 裏山田
2019年の沖縄へのツアーではナミスズメダイを撮り直すことが私の目的の1つだった。目的通り、何度も本種に会うことができた。
写真の個体は成魚?若魚? 微妙なところ。

データ詳細

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撮影日

2019.10.20 #839

撮影ポイント

沖縄本島 本部 ゴリラチョップ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

ナミスズメダイ 幼魚

 

死サンゴやロープが砂底集まっている比較的浅い水深で群れていた。
一瞬何の幼魚だろうと思ったが、ナミスズメダイの幼魚だった。成魚になると体が黒ずんでくるが、幼魚は明るい灰色の体に腹鰭と臀鰭が黄色い、とても綺麗な姿をしている。

 

参考写真:2014.5 @奄美大島 倉崎ビーチ
鰭も全開で綺麗な個体。この時は名前も分からずに撮って、帰京後名前を調べるのにやや苦労した記憶がある。

データ詳細

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撮影日

2019.10.21 #842

撮影ポイント

沖縄本島 恩納村 山田

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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