ナメモンガラ

フグ目モンガラカワハギ科

2023.5.25:投稿



【分布域】茨城県~駿河湾の太平洋沿岸、八丈島、小笠原諸島。
【生息域】潮通しの良い岩礁斜面の中層で数匹から数十匹の群れで生息。
【特徴】雌雄で体色が異なる。雄の体色は灰褐色で尾鰭は赤色。背鰭と臀鰭の縁は黄色。一方、雌の体色は暗褐色で尾鰭は黄色。背鰭と臀鰭は赤色で縁取られる。雌雄とも頬に5本の青色のライン(溝)が入る。雄の婚姻色は体側が派手な黄色になる。






「ナメモンガラ 雄(婚姻色)」

2016年小笠原。
初めてナメモンガラを撮ったのがこの1枚!

通常時の雄は頭部や体後半が灰色がかる。
よって、写真の個体は雄の婚姻色と思われる。

派手できれいな色彩!
私がナメモンガラの雌なら、目が♡になるに違いない。笑

もちろん、人間の私が見ても美しいと思う。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.05.06 #545

撮影ポイント

小笠原諸島 嫁島 コラールガーデン

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ナメモンガラ 雌」

 

冒頭の写真を撮ってから5年間、1度もナメモンガラを撮るチャンスが無かった。
図鑑によると「八丈島と小笠原諸島以外では希少」と書かれている。
確かに、他の海ではナメモンガラに会えていない。

 

2021年7月末。八丈島へ行った。
その時の私の第1の目的は本種ナメモンガラを撮ることだった。

 

八丈の海ではかなりの頻度で本種を見ることが出来た。
しかし、ナメモンガラがいるのは我々が泳ぐコースからは常にやや離れていた。

 

それでもチャンスとみれば、何度もアタックして何枚も撮った。
が、努力も虚しく納得できる写真は撮れなかった。
せめてもの救いは、ナメモンガラの雌の写真をゲット出来たこと。雌はかなり地味な色彩。

 

ナメモンガラへのチャレンジは今も終わってはいない。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.07.31 #1025

撮影ポイント

八丈島 底土

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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