ナガシメベニハゼ

スズキ目ハゼ科ベニハゼ属

2022.6.25:投稿



【分布域】伊豆大島、伊豆半島、和歌山県、高知県、鹿児島県、沖縄諸島。
【生息域】内湾に生息する。岩礁域の壁面に単独で見られる。生息水深は20m以深。
【特徴】第1背鰭の棘は伸長しない。眼の上縁・下縁と中央を縦に走る赤紫色の線が3本ある。背鰭基底に1本の黄色縦線が走る。




「流し目ベニハゼ」

何と艶やかな名前を持つハゼだろう!

ハゼ好きフォトダイバーなら是非ともラインナップに加えたいハゼ。



記憶が間違っていなければ、本種ナガシメベニハゼには都合3回出会っている。
出会ったのは全て高知県柏島の民家下北北(民家下北)
上の写真は3回目に出会った個体。

ナガシメベニハゼは、壁の亀裂の奥にいてライトを照らすと直ぐに引っ込んでしまう。
それ故に、一説では”3秒ベニハゼ”の異名を持つとか。。。笑


体は橙色で特に特徴はない。
特徴的なのはの3本の縦線を持つ眼。



「流し目」とは:(コトバンク)
1. 顔を向けずに瞳だけを横に動かしてみること。
2. 男女間で、感情を込めて送る、気を引くような目つき。



参考写真:2018.6 @柏島 民家下北
初めて訪れた柏島で紹介された「ナガシメベニハゼ」。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.06.20 #1147

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

本種ナガシメベニハゼ、かつては「ベニハゼ属の1種ー12」と呼ばれていて正式な和名がなかった。
しかし、この頃からダイバーの間では「ナガシメベニハゼ」という「俗称」があった。
俗称を持つあたりに、このハゼの人気の高さが伺える。

 

この写真の個体、眼のラインが濃くないが、、、。
「君は薄化粧でも、充分に綺麗だと思うよ!」 笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.06.10 #1004

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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