ナガブダイ

スズキ目ブダイ科アオブダイ属

2024.9.28:投稿



ナガブダイの若魚の写真を最後尾に掲載。




2023.9.24:投稿



【分布域】八丈島、小笠原諸島、和歌山県串本、高知県柏島、愛媛県愛南、屋久島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い岩礁やサンゴ礁、礁斜面などに生息。
【特徴】雌雄で色彩は異なるが、体側の前方が濃い色で後方は薄い色という配色パターンは同じ。雄相の体色は青色。雌相の体色は茶褐色系である。雌雄共に額は角ばっている。体高は低く細長い体形。尾鰭は湾入し、両端は伸びる。幼魚は縦縞模様。




「ナガブダイ 幼魚」

ナガブダイの3cm以下位の幼魚は、アオブダイやシロオビブダイの幼魚と似ている。
茶色の体色で背側に1本の白色のラインが走り、その下にも白色の斑点が並んだようなラインが1本ある。


ブダイ科の幼魚には、茶色い体色に白色の縦縞模様の魚が数種類いるが、海中で識別するのは困難である。




参考写真:同じ時の同じ個体。この時は2~3匹でいた。
たまたま撮れた”正面顔”。
背鰭後方と胸鰭基底に黒斑があるのが気になるところ。


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.10.06 #836

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「前方が濃い色、後方が薄い色」

 

これは本種ナガブダイの雌雄に共通した特徴である。
ただし、雄相は青色系、雌相は茶色系である。

 

この写真、甚だ酷い写真ではあるが敢えて掲載。(勿論、撮り直して差し替えたいと思ってはいる)

 

「ナガブダイの雌相」

 

パラオのブルーコーナーの棚上。そこそこの流れがあった.
10年前の事ではあるが記憶に強く残っている。
焦げ茶色と灰色のような薄い色の2色で、体の前方と後方が塗分けられていた。
「何だ~あの魚は?」と目に付いた。
しかし、皆で”流れ”に乗って移動中で自分だけがこの魚を深追いすることは出来なかった。

 

本来ならば「没写真」だが、ナガブダイ成魚の”塗り分け”の特徴は分かる1枚だとの理由で保管していた。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2013.02.16 #335

撮影ポイント

Palau Blue Corner

使用機材

Olympus XZ-1

「ナガブダイ 若魚」

 

小笠原の海で、何種類かのベラの幼魚の”溜まり場”のような場所があった。
その中で一番地味な魚。
海の中では、まさかブダイ科の魚だとは想像出来なかった。

 

陸へ上がって精査すると、
幾つかの候補が考えられた。
オウムブダイ幼魚の可能性もあったが、こちらは腹鰭が際立って赤い。
結果、この写真の個体はナガブダイの若魚だろうという結論に落ち着いた。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2024.09.18 #1452

撮影ポイント

小笠原諸島 父島 北一つ岩

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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