ムスメハギ

フグ目モンガラカワハギ科

2024.9.14:再投稿



ムスメハギの幼魚と初めて会った。
最後尾に掲載。





2021.7.13:投稿




【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆・小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁やサンゴ礁の砂溜まりの多い場所で見られる。20m以浅で単独で行動している。
【特徴】体色は灰色〜薄茶色。眼と鰓蓋を通る黄色もしくは黒色の2本の三日月型のラインがある。体長は約25cm。幼魚は明るい黄色。







「ムスメハギ」

名前の由来が分からなかった。
想像出来なかった。

どこら辺が “ムスメ”(娘)??


あれこれ調べてやっと分かった!
本種が属しているのはモンガラカワハギ科。
モンガラカワハギ科の魚達は大型の種が多い。

尚且つ、恐ろしいような面相のゴマモンガラや、派手派手なモンガラカワハギなどがいる。
それらに比べると、本種は小型でせいぜい10~15cm位の個体が多い。
その小さな体と、色白な体色が ”ムスメ(娘)” を連想しての名前のようだ。

なるほど!
素晴らしい命名!(笑)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2013.02.16 #335

撮影ポイント

Palau Blue Corner

使用機材

Olympus XZ-1

ムスメハギの食性は肉食を主にしているが、雑食である。
写真の個体は藻か何かを啄んでいるところ。

 

ムスメハギの英名:Boomerang Triggerfish
英名では眼と鰓蓋を通るラインをブーメランに見立てているようだ。Triggerfish はモンガラカワハギ科の意。
和名の「ムスメ」はどの辺から来ているのか不明。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2013.02.18 #342

撮影ポイント

Palau New Drop Off

使用機材

Olympus XZ-1

「ムスメ(娘)の子供時代」

 

”番茶も出花”
ムスメ(娘盛り)になる前、幼魚の頃。

 

幼魚の場合、海の中では「何かの幼魚だけど、何の幼魚だろう?」と思うこともしばしば。
が、この時は一目でムスメハギの幼魚だなと分かった。
薄らとしか見えないが、眼後方のラインが特徴的だから。
ただし、成魚の時のこのラインは黒色だが、幼魚の時のラインは黄色。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2024.08.31 #1442

撮影ポイント

久米島 ムーチーグー

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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