ムロトミノウミウシ

ヨツスジミノウミウシ科クセニアウミウシ属

2024.5.11:投稿



【分布域】西太平洋。
【特徴】体地色は半透明の白色から青色、紫色とに富む。体表全体を褐色の細点が覆う。この褐色細点は体表下にある共生藻の色彩である。背側突起は細長く扁平した型で、緩やかに湾曲する。色は体地色と同じで、先端は黄白色。黄色の中腸腺が透けて見える。触角と口触手は平滑で長い。色は体地色と同じで、先端は黄白色。体長10mmに達する。





「ムロトミノウミウシ」

奄美大島のメインポイント・手広海岸で出会った。

名前の”ムロト”は高知県の室戸(岬)からだろうかと、”見込み捜査”を行った。
証拠はどこからも出てこない。
ハズレなのかアタリなのかもさっぱり分からない。
残念!!

背側突起がクネクネと動く”地球外生命体”のようだった。
そんなこともあってか、記憶に強く残った。




上の【特徴】に書いた「共生藻」について。
ウミウシの中には餌として藻類を食べることで共生藻を取り込み、自分の腸壁細胞に取り込んで光合成産物を得るものがある。
「盗葉緑体現象」と呼ばれ、ウミウシは葉緑体を消化しないで数ヶ月に渡って光合成能力を維持して栄養を得続ける。

ムロトミノウミウシの褐色の細点は褐虫藻が共生していると考えられる。
宿主(ムロトミノウミウシ)が代謝した二酸化炭素を利用して光合成を行い、その生産物を宿主に渡している。この為、光が多く届く浅い水深に生息することが多い。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2014.05.05 #429

撮影ポイント

奄美大島 手広海岸

使用機材

Olympus XZ-1

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