モザイクウミウシ
ツヅレウミウシ科モザイクウミウシ属
2024.2.15:投稿
【分布域】インド洋、紅海、西太平洋、南太平洋。
【特徴】背面には網目状の隆起があり、網目接合部は盛り上がっている。隆起線や外套膜周縁部は黄色で、それ以外の部分は茶褐色。その茶褐色の部分には白色の細点が密に入る。尾の正中線上には黒褐色の縦線が入る。触角と二次鰓は白色で、黒褐色の線状紋が縦に入る。触角の褶葉は黒色。40mmに達する。
「モザイクウミウシ」
このウミウシの名前になっている「モザイク」。
最近では個人情報を隠すために写真や動画などに「モザイク処理」を施されているのを目にする。
そもそも「モザイク」とは。
小片を寄せ合わせ埋め込んで、絵(図像)や模様を表す装飾美術の技法。
石、陶磁器、有色無色のガラス、貝殻、木などが材料に使われ、建築物の床や壁面、工芸品の装飾にも用いられる。
本種モザイクウミウシは自然の造形物だが「モザイク」の装飾技法が使われているように見える。
参考写真:2019.10.5 @屋久島 一湊 タンク下
データ詳細
撮影日
2017.07.28 #636
撮影ポイント
八丈島 ナズマド
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)