モンガラカワハギ

フグ目モンガラカワハギ科

2023.3.1:投稿



【分布域】岩手県、茨城県以南の太平洋沿岸、八丈島、小笠原諸島、新潟県~長崎県の日本海沿岸、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁の周辺に単独かペアーで見られる。幼魚は水深15m付近のサンゴ礁の根の側面などで単独で見られる。
【特徴】体地色は黒色で、体の下半分に白色の大きな円斑が並ぶ。背面には黄色の網目状の斑紋がある。口の周囲は黄色やオレンジ色。第1背鰭は3本の棘条からなり、第1棘条が特に発達しているが通常は格納されている。眼と口の間には1本の白色の横帯がある。第2背鰭と臀鰭は基底から黄色・水色・暗褐色のグラデーション。尾柄部は白色の域があり、そこに小さな黒点が並ぶ。
幼魚は黒地の体全身に白色の円斑が覆う。吻と背面の一部域は鮮やかな黄色。



「大阪のおばちゃん」

モンガラカワハギの写真を見ると「大阪のおばちゃん」を連想する。

モンガラカワハギは、大阪のおばちゃんのように”ヒョウ柄”を身に纏ってはいない。

が、その派手さにおいて、魚界で本種の右に出る者は他にはいないと思う。笑
背面の黄色い網目状の模様は”ヒョウ柄”に見えなくもない。


「大阪のおばちゃん」や「オカン」と呼ばれる人達に、私は何故か惹かれる。
私の知る限り、魅力的な人が多い。
しっかり者でクールに現実を看破して、したたかに賢く生きている。
それでいて愛嬌も兼ね備えている。


魚のモンガラカワハギがどんな性格かは良く知らない。
こう見えて警戒心は強いらしい。
協調性に乏しく、水槽で他の魚と一緒に飼うのは難しいとアクアリストのHPには書かれている。
魚にも協調性の有る無しがあるのか。。。確かに。。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2014.05.04 #420

撮影ポイント

奄美大島 手広海岸

使用機材

Olympus XZ-1

「初モンガラカワハギ!」

 

初対面のモンガラカワハギ!
屋久島の海の中、遠くから見ても一際よく目立つ。
なんだ~!あの魚は~

 

この写真が1枚目で連続で4枚。
下の参考写真が4枚目。
今から約13年前。追いかけていく体力が当時の私にはあったらしい。
第1背鰭棘が立っている。
「変なおばちゃんが追いかけてきた~恐いよ~」と警戒心がバキバキなのだろう。笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2010.09.24 #145

撮影ポイント

屋久島 一湊 タンク下

使用機材

SONY Cyber-shot (DSC-WX1)

「モンガラカワハギ 幼魚」

 

何度か幼魚にも出会ってきたが、ほぼ逃げられてまともに撮れたためしがない。

 

「大阪のおばちゃん」も幼魚の時は、全身白の水玉模様で眼もくりくりしていて可愛い。

 

 

参考写真:2014.2.16 @Palau Blue Hole
パラオのブルーホールの入り口脇の壁にいた。
上の写真の個体より更に幼い。
本物は写真よりずっとキュートだった。
デレデレと眺めている内にそっぽを向かれてしまった。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.07.03 #880

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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