モクズショイ

クモガニ科モクズショイ属

2021.2.18:投稿

田子の沖の浮島根で出会った。初めはアケウスかと思ったが、ゆっくり写真を吟味すると違っていた。アケウスと同じクモガニ科のモクズショイ。モクズショイ属は1属1種。

日本での分布域は房総半島以南。

生息環境は水深5〜50mの岩礁、サンゴ礁、礁原、礁斜面、転石帯、砂底、砂泥底。夜行性で昼間は岩などの隙間など暗いところに隠れている。

体に生えているカギ状の毛に海綿や海藻を付着させてカムフラージュしている。積極的に本人が付けているわけではなく、着いてしまっているとの説もある。

甲は3.5cm程の三角形。脱皮などのタイミングで付着物が外れると、足などは意外にも極めて細いとか。

なんと言っても名前がユニーク。漢字では「藻屑背負い」 確かにその通りではある。

モクズショイ?モズクショイ?モクズジョイ?言い間違い注意。笑

写真は、顔の真正面から撮ったもの。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.01.24 #952

撮影ポイント

田子 沖の浮島根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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