ミカヅキツバメウオ
スズキ目マンジュウダイ科
2022.9.8:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域に生息。礁斜面の中層で単独か小さな群れを作っているところが見られる。
幼魚は礁池や内湾の浅所に生息する。
【特徴】成魚の体色は銀色。体は側偏していて体高が高い。背鰭と臀鰭は上下に幅広い。吻は丸く、突出していないのが本種の特徴。
幼魚は背鰭、腹鰭、臀鰭が伸長し、体側後半にある暗色の横帯の直前に細い暗色横帯(ライン)が見られるのが特徴。成魚は全長40㎝ほどに達する。
「ミカヅキツバメウオ 成魚」
本種の成魚は琉球列島や小笠原諸島で見られるくらいで、日本での数は少ない。
この写真は丁度今から10年前2012年、フィリピン バリカサグで撮った。
しかし、どんなシチュエーションで撮ったかなど、記憶は見事な程に抜け落ちている。
そんなことは、むしろ珍しい。何故だろう?
データ詳細
撮影日
2012.08.04 #295
撮影ポイント
Philippine Balicasag Black Forest
使用機材
Olympus XZ-1
「ミカヅキツバメウオ 幼魚」
この写真は2019年。3年前。
つい最近の割には、この時のことも記憶が鮮明ではない。
成魚の時と違ってマクロレンズで撮ったので、せっかくの立派な各鰭がフレーム内に収まり切っていない。
ミカヅキツバメウオの幼魚の特徴の1つ、後方の暗色横帯直前にあるラインが、凝視すれば辛うじてオレンジ色に薄っすらと見えている。
データ詳細
撮影日
2019.12.09 #851
撮影ポイント
黄金崎ビーチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)