メシマウバウオ属の1種

スズキ目ウバウオ科

2024.11.22:投稿



【分布域】八丈島、伊豆大島、伊勢半島、和歌山県串本、高知県柏島、屋久島。
【生息域】波の荒い岩礁の水深10m以浅で見られる。暗く狭い場所を好む。
【特徴】体色は茶褐色と淡褐色の部分がある。頭部から体側には虫食い模様が見られる。吻は短く寸詰まりな感じ。





「海の中のギャング!」

本種は春から夏にかけて、ヘビギンポ類やスズメダイ類の付着卵を捕食することが良く知られている。
貝の隙間や岩の隙間に隠れて、虎視眈々と卵を狙って捕食する。

顔はいたって可愛い愛嬌のある顔をしている。
それは”表の顔”。

しかし、実は。
彼らが持つ”裏の顔”とは。
スズメダイ類などが壁に産み付けた卵を容赦なく襲う「ギャング」!



この時は、単独のメシマウバウオしか撮れなかったが、実際には隙間などにずらりと並んで、眼をギラつかせてチャンスを伺っている。

そんな写真をモノにもしたいと、私も目をぎらつかせているが今のところ不発に終わっている(笑)




参考写真:同じ時の写真。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.06.22 #807

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「メシマウバウオ」

 

「メシマウバウオ」そのものは長崎県の男女群島のみから報告がある極めて稀な種。

 

名前の由来も男女群島の「女島」”メシマ”からきているとか。

 

写真はガンガゼに隠れていたメシマウバウオ属の1種。
おびきだされて出て来た。
全身が撮れた。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.07.05 #887

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

コメント

※メールアドレスが公開されることはありません

CAPTCHA