マダラトラギス

スズキ目トラギス科

2022.1.29:投稿



【分布域】伊豆諸島、伊豆半島以南の太平洋沿岸、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域のガレ場に生息。生息水深は10m前後。
【特徴】眼の下と鰓蓋後部に幅の広い暗色横帯がⅤの字のような形である。また体側には背面と腹部で交互に暗色の斑が入る。尾鰭には小斑点が散在する。



「個性的な柄」

トラギス科の魚は(正直言って)図鑑を作っていなければ、余り撮ろうとはしなかったと思う。
しかし、何の因果か図鑑を作ることを目指した身としては「トラギス科」の魚達も集めない訳にはいかない。

本種マダラトラギスは格子柄?の個性的な模様で、余り見間違うことはない。そういう意味では「世話を掛けない孝行魚」である。笑


既にトラギス科の魚は10種類を集めてきた。
欲を言えば今後「オヨギトラギス」と「オキトラギス」を撮りたいと願っている。ただ、オヨギトラギスは遊泳性が高く、オキトラギスは生息水深が30m以深と深い。ん~!?私の願い、その蓋然性やいかに?!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.06.21 #806

撮影ポイント

柏島 後浜no.3.5

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

2022.6.22:追加投稿

 

「マダラトラギスの眼状斑」

 

トラギス科の魚で眼状斑が特徴的なのは「ヨツメトラギス」だが、本種にも眼状斑がある。
の冒頭の写真では気が付かなかったが、こちらの写真の個体では眼状斑が良く目立つ。

 

マダラトラギスの眼状斑について図鑑を調べても、そのことの記載は見当たらない。

 

本種は白黒模様の濃淡(メリハリ)がハッキリしている個体とそうではない個体がいる。
それは雌雄の差なのか、ジェネレーションの問題なのか、その時の状況(危険を感じている?求愛?)によるのか良く分からない。
白黒模様の薄い個体では眼状斑が良く目立つ。眼の後方に左右1対ある。

 

マダラトラギスの写真をもう少し撮り集めて比較していけば、もう少し何かが分かるかもしれない。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.06.19 #1145

撮影ポイント

柏島 後浜no.3.5

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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