キュウセンフエダイ

スズキ目フエダイ科

2021.10.13:投稿



【分布域】屋久島、高知県以南~琉球列島、小笠原諸島。
【生息域】サンゴ礁域や岩礁域に生息。
【特徴】体側には9本前後の黄色い縦線がある。頭部は赤みが強い。



ヨスジフエダイ達の群れ

ヨスジフエダイの群れ」として紹介される一群の中には、本種キュウセンフエダイやベンガルフエダイ、キンセンフエダイ、ロクセンフエダイが混じっていることがままある。


それぞれの特徴をしっかりと頭に叩き込んで、その群れに接近してそれぞれの個体を凝視すると何種類かの違ったフエダイがいることに気が付く。

ただ「ヨスジフエダイ達の群れ」を”風景”として鑑賞したい(ワイド写真を撮りたい)ダイバー達にとっては、群れに接近する輩は顰蹙(ひんしゅく)ものである。
群れに接近する輩がいると、せっかくの見事な群れはばらけてしまう。

誰だそんな奴は?
(ハイ、私です。ごめんなさい。)
(ベンガルフエダイを撮ったら接近するのを止めます)←反省が足りていない。


写真のキュウセンフエダイの頭部は薄っすらとピンク色が差しているが、図鑑にある「頭部は赤みが強い」という程ではない。ネット上の情報を吟味したところ、こうした個体もそれなりの割合で存在することが確認できた。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.10.16 #922

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

この写真の個体は中層の群れからは離脱していた。

 

図鑑に記載された「頭部は赤みが強い」個体を撮りたいと拘って探していたので、見つけられてラッキーだった。

 

頭部の赤みの強さは何に関係しているのだろう?
個体差なのか、成長度合いなのか、雌雄の差なのか皆目見当が付かない。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.10.01 #1048

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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