クロスズメダイ

スズキ目スズメダイ科ヒレナガスズメダイ属

2023.12.24:投稿



【分布域】琉球列島。
【生息域】やや内湾の浅いサンゴ礁やソフトコーラルの多い場所で、単独もしくはペアーで見られる。幼魚は成魚よりも内湾の浅いところを好む傾向がある。
【特徴】成魚の体色は黒色に近い濃紺。特に目立った斑紋やラインなどはない。幼魚の体色は白銀色。口から背鰭にかけて黄色い域がある。腹鰭と臀鰭は各前端が紺色。眼の下にはブルーのラインが入る。




「Bowtie Damselfish」

本種の英名の1つである。
”蝶ネクタイをしたスズメダイ”とでもいう意味だろうか?

幼魚は華やかで可愛らしい。
本種の幼魚は人気の高いのスズメダイの1つ。



今日はクリスマスイブ。
出来ればちょっと魅力的な種を取り上げたいと探していると。

未だクロスズメダイを投稿していないことに気がついた。
資料の撮影場所を見ると、沖縄本島やその周辺の瀬底島や水納島ばかり。
「沖縄でしか会ったことがないな~」とぼんやり思っていたところ、【分布域】を調べると日本では「琉球列島」のみがあげられている。
やっぱりそうだったのか~と膝を打った。



参考写真:同じ時の同じ個体。
真正面ではないが”蝶ネクタイをしたスズメダイ”との英名が頷ける?!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.09.21 #513

撮影ポイント

沖縄 水納島 ポートウエスト

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「Black damsel」

 

本種のもう1つの英名である。
英名を持ち出すまでも無く、和名も「クロスズメダイ」。
成魚の姿を見れば納得。

 

正直、海の中でクロスズメダイの成魚がいても恐らくカメラを向けることはないだろう。

 

幼魚のクロスズメダイを既に撮っていたので、その親?成魚を撮りたいと図鑑で予め調べておいた。

 

写真になると何とも地味な色彩の魚ではあるが、実際に見ると幼魚にも勝るとも劣らない濃紺の美しい魚だった。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.10.21 #837

撮影ポイント

沖縄 瀬底島 ラビリンス北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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