クロスジイソハゼ
スズキ目ハゼ科イソハゼ属
2023.10.3:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸(伊豆半島、紀伊半島など)、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域の水深5〜30mの葉状や被覆状のコモンサンゴ類の上に単独で生息。
【特徴】体は半透明で体内部の縦に走る赤帯(ないし黒帯)の上縁に白色の斑点が並ぶ。また、下縁部には白色の斑点か白色の線が走る。尾鰭の基部には黒色の斑紋が1つある。この尾鰭基部の黒色斑紋が2つあるのは近似種のニセクロスジイソハゼである。
「イソハゼ属」
本種クロスジイソハゼはイソハゼ属の仲間である。
イソハゼ属の仲間たちは、岩礁やサンゴ礁域に生息する小型のハゼ類。体長は最大でも35mm程度という小さなハゼたち。
体は透明感が強く、体内部が透けて見える。多くの場合、その体内部の斑紋や帯模様に特徴が見られる。また、前鼻管は比較的長い場合が多い。
ハゼ図鑑を見ると、冒頭の写真の個体よりもっと赤味の強い個体もいるようだ。
ぜひコレクションに加えたい!
データ詳細
撮影日
2018.11.24 #754
撮影ポイント
石垣島 コーラルブリッジ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
この個体は黒色バージョンとでも言うのだろうか。
データ詳細
撮影日
2019.03.23 #778
撮影ポイント
Palau New Drop Off
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)