クロスジギンポ

スズキ目イソギンポ科

2022.7.8:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、小笠原諸島、山口県日本海沿岸、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域に生息。礁池などで見られる。
【特徴】体地色は白色。中には黄色味の強い個体もいる。体側に黒色の幅広い縦帯あり、その下には細い白色のラインが沿う。黒色縦帯は尾鰭の途中で途切れる



「肉食系」

”肉食系女子”とか”草食系男子”などの言葉がよく使われていた時期があったが、今でも使われているのだろうか?

本種は「肉食系魚」。
他の魚の鰭や皮の一部をかじって生きている。

そうした生態の為だろうか、多くの種類の魚達が集まる場所に本種は単独で生活している。



高知県柏島の海。
遊泳していた個体を、インストラクターのミカちゃんと私で挟み撃ちのような形で追い回した。
クロスジギンポも、さすがに疲れ果てたらしく一休みしているのが冒頭の写真。
特徴である黒色縦帯が尾鰭の途中で途切れているのが分かる。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.06.22 #809

撮影ポイント

柏島 後浜no.1

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「逆襲されて逃避」

 

クロスジギンポは、鰭や皮の一部をかじり取った魚に逆襲されることがある。すると追って来た魚から逃げるために小さな穴に隠れてしまう。
穴の中から顔だけ出しているところをよく目にする。

 

参考写真:2021.1 @田子 白崎
こちらも同じく顔だけを覗かせているクロスジギンポ。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.11.24 #755

撮影ポイント

石垣島 名蔵湾 マッシュルームⅡ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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