クメジマオトヒメエビ

オトヒメエビ科オトヒメエビ属

2024.7.24:再投稿



2024年7月。
3年振りにクメジマオトヒメエビを撮影した。
今回はペアー。雌は抱卵していた。
最後尾に掲載。






2021.5.27:投稿



久米島へ行くなら「クメジマオトヒメエビ」を見てくると良いとの情報をインストラクターの龍君から貰った。
現地のガイド成田さんに会って直ぐリクエストを伝えた。

本種は私が持っている甲殻類の図鑑には記載されていない。
以下はWebを検索して出てきた情報を拾い集めて、その一部をピックアップしたに過ぎない。

【分布域】沖縄本島(真栄田・万座)、宮古島、久米島での撮影報告がある。
【生息域】潮通しの良い外海のドロップオフの深場(37〜8m)暗い洞窟のそのまた奥の方に生息。ペアーでいることが多い。
【特徴】オトヒメエビ科最大のエビ。白色の体に赤色のラインが1本背中を通る。
【名前の由来】久米島で最初に見つかったので、その地名を冠している。


参考写真:同じ時のもの。洞窟の入り口は狭く2〜3人がやっとなのと、なにぶん深場なので2回シャッターを切ってそこを去った。そのうちの1枚。黒眼が真四角なところが気になる。
「海老反り」との言葉を思い出さずにはいられない見事な”反りっぷり。人間なら即腰痛!


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.05.07 #992

撮影ポイント

久米島 ウーマガイ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

2024.7.24:再投稿

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「ふたたびのクメジマオトヒメエビ」

 

久米島の海でクメジマの名を冠した生物を撮れるのは喜びも一入である。

 

2021年以来、再び出会ったクメジマオトヒメエビはペアーだった!
水深も深く、奥まった穴の中にこちらから見ると上下2段になっていた。
初めに撮ったのは雄(下の参考写真)
「上にもいますよ!」とライトアップしてくれて撮った個体は雌。
なんと!エビ類特有の緑色の卵を抱いている。
そして雌より雄の方が小さいのもエビ類の常。

 

2021年にクメジマオトヒメエビが居たポイント・ウーマガイの洞窟。
今年のツアーでも、まず訪ねたのはその時と同じ洞窟。
だが残念ながら不在だった。

 

現地ガイドの成田さんは、そのままでは引き下がらない(笑)
クメジマオトヒメエビを見たいというリクエストに応えるべく、情報を集めたのだろう。
久米島の海の最終日「シチューガマでもう1回チャレンジさせて下さい。探してみます」と。
これは彼のプロ意識だろう。
付いて行くしかない!

 

その甲斐あってか、首尾よくクメジマオトヒメエビを今回も撮ることが出来た。

 

参考写真:同じ時の同じ場所にいたクメジマオトヒメエビ。おそらく雄。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2024.07.14 #1428

撮影ポイント

久米島 シチューガマ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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