クマドリミノウミウシ
ヨツスジミノウミウシ科
2023.7.23:再投稿
「再会を希望!」と書いて、前回の投稿を閉じた。
”希望”が叶ったことを祝して、再投稿!
2枚目以降の写真が再会した個体。
2022.11.7:投稿
【分布域】西太平洋。
【特徴】体地色は黄白色。口触手の基部から背面縁に沿って橙色の線が入る。この線は内側にも通りこの種独特な模様を形成する。背側突起は6群あり色は透明で先端が白色。その下に紫色の斑紋が入る。口触手は赤色で白色の細点が散在する。触角は基部が半透明の黄白色で先端は赤色で多くの褶葉がある。
「カイザー髭」
クマドリミノウミウシを撮影するのは、この時が初めてだった。
合計3枚撮った。その内の2枚は触角と口触手が、揺らぐ海藻に隠れて写っていない。
冒頭に使った1枚はクマドリミノウミウシの真正面顔!
まるでカイザー髭(カイゼル髭)をたくわえているようでユーモラス。
絞り(F値)をかなり開放気味で、触角と口触手のみにピントが合っている。
背側突起やこのウミウシ独特の、その名前にもなっている”隈取”のような線を捉えられなかった。
再会を希望!
データ詳細
撮影日
2021.02.12 #954
撮影ポイント
浮島 カジカ根
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「希望が叶った!」
このHPの投稿に”願い”を書くと、何故か叶う確率が高い!!!(笑)
前回は正面顔で、背側突起や名前の由来の”隈取”(クマドリ)が上手く写っていなかった。
今回は背後からのショット。
実は今回この個体をレンズ越しに見て本種だとは全く気付いていなかった。
帰京後、写真を確認しても未だ本種だと気付いかなかった。
幸運の女神の差配だったとしたら、女神は気を悪くしただろう。
「”再会を希望”と言うからこのウミウシに導いたのに!!」と。
参考写真:同じ時の同じ個体。
このショットを正面から撮ると冒頭の写真の様に「カイザー髭」に見えるのだろ。
データ詳細
撮影日
2023.07.17 #1298
撮影ポイント
神津島 裏作根沖
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)