2021.7.12：投稿

【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、千葉県〜屋久島の太平洋岸、兵庫県〜五島列島の日本海沿岸、東シナ海沿岸、琉球列島。
【生息域】沿岸岩礁域。周囲に砂泥底のあるやや深所。温帯種。
【特徴】体側に７本の縦のラインがある。尾鰭基底の中央に黒色の丸い斑紋が１つ。数匹のごく小さな群れでいるところを見かける。普通種。
【識別ポイント】同属のオオスジイシモチに似るが、こちらはラインが５本。ラインの間隔が本種より広い。

つい最近撮ったコスジイシモチ。
暗い岩の窪みに４匹ほどで群れていた。この個体鰭に欠損が見られるがどうしたのだろう。

因みにテンジクダイ科の魚達は皆、第１と第２背鰭を持つ。

１枚目と２枚目の写真の撮影時期は、ほぼ10年違う。

10年前に使っていた「Olympus XZ-1」デジカメだが、名器だったなぁと改めて思う。解像度などミラーレス一眼に負けていない。