コガネシマアジ
スズキ目アジ科

2023.3.15:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、琉球列島:インド・汎太平洋。
【生息域】内湾の下層域、サンゴ礁域に生息。
【特徴】成魚の体色は銀色で10本程の細い黒色横帯がある。その後、成長と共に不明瞭になり体側に黒斑が現れる。幼魚の体色は黄金色で細く明瞭な黒色横帯がある。
「パイロットフィッシュ」(コガネシマアジ幼魚)
大きなサメ(ネムリブカ)の口元に黄色い小さな魚!
ああっ!
今にも飲み込まれてしまうのか!!??
と、思いきや。
この2匹の魚はずーっとこの距離感で、パラオのブルーコーナーの流れの中を行ったり来たり。
私はその様子をカレントフックに繋がれ、フワフワと凧のようになってその様子を眺めていた。
その初めて見る珍しい光景を、ダメもとで撮ったのが上の写真。
2023年のパラオツアー。
ワイド中心の見どころ満載の海だった。
中でも、長年の念願だった「イトヒキアジ(幼魚)」を撮れたことは私を大いに喜ばせた。
帰国翌日に、その「イトヒキアジ」投稿の準備のために図鑑を開いた。
するとどうだろう!!
「イトヒキアジ」の次の項が本種「コガネシマアジ」だったのだ!
そして、大型の魚の口元に小さな黄金色の魚が付く写真(@パラオ)と共に「幼魚は大型魚につくことも多く、パイロットフィッシュと呼ばれる」と記載されている。
好奇心から??念のため撮った写真。
偶然や幸運が重なり、新しいことを知る。
それは、なんと楽しいことだろう!!
参考写真:同じ時の同じ個体たち。
ひょんなことからmy新種ゲットとなった。笑
データ詳細

撮影日
2023.03.06 #1244
撮影ポイント
Palau Blue Corner
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)