コガネキュウセン

スズキ目ベラ科ホンベラ属

2021.9.10:投稿



【分布域】伊豆諸島、千葉県館山湾、静岡県富戸、和歌山県串本、高知県柏島、愛媛県愛南、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁やサンゴ礁、砂底や砂礫底の多い場所などで見られる。生息水深は10〜25m。
【特徴】雄相、雌相、幼魚全て体色は黄色。雄相は背鰭先端に1黒斑があり、頭部は黄緑色の地色に橙色のラインがある。雌相は全身黄色一色で、背鰭先端と中央に眼状斑がある。幼魚の体色は黄色〜メタリックな黄色。体側には不規則なラインがある。背鰭中央と後端に眼状斑があり、尾鰭付け根に1黒点がある。




「コガネキュウセン 雄相」

やっと雄相の写真を撮って各世代が揃った。
海の中では、雄相が一番コガネキュウセンだと認識し辛い。パッと見では黒斑は目に入らず、全身黄色の魚がコガネキュウセン雄相の可能性が高いと分かり狙い始めた。撮りたて(獲りたて?)の鮮度抜群の1枚。笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.09.05 #1036

撮影ポイント

伊豆大島 王の浜

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

コガネキュウセン 雌相

 

ホンベラ属はベラ科の最大派閥!

 

○○キュウセンという魚は数種類いるが、「キュウセン」以外は皆ホンベラ属の仲間。
種の分類として「キュウセン」でないのなら名前に”キュウセン”を付けなければ良いのにと思うのだが、、、。何か事情があるのか、、、。

 

因みにホンベラ属はベラ科の中では所属魚が一番多い最大派閥。
このところニュースを見ると、自民党の総裁選の情勢分析がコロナの話題より多い。
あまり興味はないが、そこで見聞きする”派閥”という言葉。私の頭に入り込み、洗脳しているらしい。止めて欲しい。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.10.06 #836

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

コガネキュウセン 幼魚

 

この写真の個体は透明感のあるメタリックな黄色。正真正銘の幼魚だと思われる。

 

参考写真:2016.12 @伊豆海洋公園
コガネキュウセンの幼魚は伊豆でも会うことができる。私の記憶に強く残っているのは伊豆海洋公園にいるコガネキュウセンの幼魚。
改めて確認すると、この個体背鰭に眼状斑が3つあり、尾鰭付け根の黒点が薄くなってきている。おそらく幼魚から雌相への成長途中なのだろう。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.08.28 #802

撮影ポイント

伊豆大島 秋の浜

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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