2024.3.16：投稿

【分布域】八丈島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁外縁部の水深の浅い根の上で群れを作っている。
【特徴】頬は黄色く、眼はネコ目。尾鰭も黄色。臀鰭は黒色で前端はライトブルーのラインがある。体側には青色の細点が並ぶ。背鰭後端の基底には黄色い斑点がある。




「納得の撮影地」

コビトスズメダイに魅せられて7～8年が経つだろうか。
八丈島でも数回撮影したが、ここに掲載する写真は小笠原諸島でのものばかり。

図鑑『スズメダイ』の記事を読んで納得した。
「日本では小笠原諸島に多く生息するが、他では稀である」と書かれている。


写真が小笠原諸島でのものばかりなのには”理由”があった。
偶然ではなく必然だったのかも知れない（ややオーバー）



大好きなコビトスズメダイを、青抜きで撮れたのは嬉しかった。

参考写真：同じ時の同じ個体。
正面顔？！喉の奥も見えている（笑）

「コビトスズメダイとヒメスズメダイ」

この2種は良く似ている。
しかも八丈島などでは混泳していることもしばしば。

ヒメスズメダイの方は、背面が黒っぽい。体側の腹部には青い点が並んで縞模様を作っている。
本種コビトスズメダイの体側の臀鰭の上辺りにも青い点が並んだりして悩ましい。

参考写真：2020.9.20　＠小笠原諸島　人丸島　猫に小判根
図鑑『スズメダイ』のコビトスズメダイの項に使われている写真と1番近い写真。