キンホシイソハゼ
スズキ目ハゼ科イソハゼ属
2021.12.20:投稿
【分布域】小笠原諸島、八丈島、紀伊半島以南~屋久島、長崎県、琉球列島。
【生息域】内湾の湾奥に生息。岩礁や転石の上、サンゴの根の上、死サンゴ塊混じりのガレ場で見られる。
【特徴】胸鰭基部に小さな白色斑があり、尾鰭基部に黒褐色の小さな斑点が横列に3個並ぶ。
「田子・白崎のキンホシイソハゼ!」
何箇所かある白崎のブイの中でも、潜降すると土管が何本も横たわっている場所。そこを北方向にやや進むとちょっとした壁やサンゴの上に本種が単独でいるのを見付けることができる。
同じ白崎のヒメエダミドリイシが群生しているところでも会ったことがある。
私は本種を撮影したのはこの白崎でのみ。
しかも、2020年8月が初対面でその後は何度か会って撮影している。
もっと以前からここにいたのか?この頃から見られるようになったのか?今度田子の賢郎さんに聞いてみようと思う。
名前の由来は胸鰭の下辺りから金色の斑が並んでいることから。
データ詳細
撮影日
2021.12.17 #1082
撮影ポイント
田子 白崎
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
キンホシイソハゼの雌雄
図鑑『日本のハゼ』に掲載されている写真によると、第1背鰭が伸長しているのが雄、伸長していないのが雌ということになる。
この個体、生憎背鰭はボケていて伸長しているかどうかさえ判別出来ない。
キンホシイソハゼの雄を撮りたいが、体長はおよそ2.5cm。その背鰭の長さから雌雄を識別するのは困難だろう。。
得意の「数打ちゃ当たる作戦」を敢行するしかないかも知れない。
下の参考写真(2020.8.13 @田子 白崎)も冒頭の写真の個体も雌。
2020.8.13 水温17度の中ウエットスーツで、本種キンホシイソハゼやアカイソハゼそしてコジカイソハゼやアカスジウミタケハゼなどハゼ三昧のダイビングだったことが今も強く印象に残っている。
データ詳細
撮影日
2020.08.13 #89
撮影ポイント
田子 白崎
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)