キンチャクダイ
スズキ目キンチャクダイ科キンチャクダイ属
![](https://se3blue-mountain.com/wp-content/uploads/2021/11/a631c63ec9aa771d89b4b26d598b8d60-scaled.jpg)
2021.11.12:投稿
【分布域】宮城県、南日本の太平洋岸、小笠原諸島、山形県~九州西岸の日本海・東シナ海沿岸、口永良部島。
【生息域】岩礁域に生息する温帯種。キンチャクダイ科の魚として最も北まで生息域を広げている。
【特徴】体高があり側偏している。成魚は 黄色い体色に青色の縦縞模様がある。尾鰭は黄色いが背鰭臀鰭の後方は青色。幼魚は真っ黒な体色で眼の後方に黄色いラインがある。また、背鰭後縁から尾鰭、臀鰭後縁へと続く黄色いラインがもう1本ある。鼻筋にも黄色いラインを持つ。
「体色のバリエーションは何が原因?」
冒頭写真のキンチャクダイ、体の縦縞模様の色が青色ではなく水色で色が薄すぎるように思う。
参考写真:2011.1 @井田
この個体が図鑑で見るキンチャクダイの一般的な色彩に一番近い。
しかし、画面に浮遊物が多過ぎる。また、10年以上も前の写真でトップへ持っていくことを躊躇った。
因みに「キンチャクダイ」という和名。体型が「巾着」(財布)に似ていることが由来。
データ詳細
![撮影日のアイコン](https://se3blue-mountain.com/wp-content/themes/sakanazukan/images/common/photographing@2x.png)
撮影日
2016.11.15 #606
撮影ポイント
井田
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
![](https://se3blue-mountain.com/wp-content/uploads/2021/11/e0b4695c15531331fcef3a4b61632aaa-scaled.jpg)
このキンチャクダイは体の地色が黄色というより茶色に近い。
ここに掲載した3枚の成魚の写真、それぞれ異なる体色をしている。
この体色の違いは何に起因しているのか? 現時点では分からない。
データ詳細
![撮影日のアイコン](https://se3blue-mountain.com/wp-content/themes/sakanazukan/images/common/photographing@2x.png)
撮影日
2020.12.15 #946
撮影ポイント
伊豆
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
![](https://se3blue-mountain.com/wp-content/uploads/2021/11/a12b815b7eb9b97e6224df3b9b4fe6db.jpg)