キミオコゼ
スズキ目フサカサゴ科
2021.8.1:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い岩礁やサンゴ礁の根の側面の暗がりやオーバーハングなどで単独でいるのが見られる。浅い水深に生息する。
【特徴】顔前方は肌色をしているが眼から後方の体色は暗褐色。眼の両端から白い線が走り、その内の1本は眼上皮弁へ繋がる。眼上皮弁は縦縞模様でヒダはない。胸鰭は途中から糸状に伸びる。体側にも細い白色の横のラインが数本入る。このライン背側腹側でYの字模様になる。背鰭の棘には強い毒がある。
【識別ポイント】ネッタイミノカサゴに似るが、ネッタイミノカサゴの眼上皮弁は横縞模様。胸鰭の皮膜基部には丸い黒色あるいは青色の斑紋がある。
本種キミオコゼ、海の中ではキリン?ネッタイ?「でも、何かどっちでもないな〜」と思いながら撮った。
自宅で確認し直すと、図鑑に載っている「キミオコゼ」と写真がぴったり一致。
目出度く、my新種認定となった。
参考写真:2020.3.22 @Palau Blue Hole
この時はもう見誤らなかった。
データ詳細
撮影日
2018.11.03 #742
撮影ポイント
八丈島
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)