ケヤリムシ

ケヤリムシ目ケヤリムシ科

2022.5.17:投稿



【分布域】本州中部以南から九州:世界中の温帯~熱帯の海域。
【生息域】浅い海。
【特徴】固着生活を送る。頭部に羽根のような触手(鰓冠)が発達している。



一見、植物のようにもみえるが「動物」に分類される。
動物界・環形動物門・多毛網・ケヤリムシ目・ケヤリムシ科


和名の由来は、”大名行列”の先頭を飾る「毛槍」に似ていることから。

写真は触手のクローズアップ写真。「毛槍」に見えるだろうか? 笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.05.10 #1131

撮影ポイント

伊豆大島 王の浜

使用機材

SONY Cyber-shot (DSC-WX1)

ケヤリムシの全体像。

 

ケヤリムシはダイバーが良く海中で目にする「イバラカンザシ」と同じゴカイの仲間(環形動物)。
イバラカンザシも他の生物と一緒に撮ると”絵”になるように、本種も何かとコラボさせて撮りたかったが、そうは上手くことは運ばない。

 

本種「ケヤリムシ」は泥を自らの分泌物で固めて作った巣(棲管)に住んでいる。
花のような形の鰓冠には多数の触手があり、呼吸すると同時に付け根にある口吻へプランクトンを誘導して濾過摂食する。

 

カラフルなイバラカンザシは格好の被写体。しかし、ちょっとした刺激を与えてしまうと、瞬時に棲管に引っ込んでしまう。
本種も同じ特徴があるそうだが、今回私が写真を撮っている時は引っ込んだりせず泰然としていた。。。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.05.10 #1131

撮影ポイント

伊豆大島 王の浜

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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