ケラマハナダイ
スズキ目ハタ科ハナダイ亜科
2024.10.7:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁外縁の開けた岩礁や砂地にある根などに群れで生息。
【特徴】雄は背鰭に赤色の斑紋があり、尾鰭は扇状で両端がやや尖る。雌の尾鰭は湾入せず両端と縁は赤色。眼の下に細く青いラインが入る。幼魚はほぼ雌と同じだが眼下の青いラインは薄い。
「ケラマハナダイ 雄」
本種名前の”ケラマ”は、沖縄の慶良間諸島に因んで付けられたのだろうか。
ケラマハナダイ・雄の各鰭は大きく広がっていてる。
尾鰭はまるで扇を開いたかのよう。
背鰭にある赤色の斑紋は良く目立つ。
華やかさを身に纏った美しいハナダイである。
参考写真:2021.5.3 @奄美大島 山本sp
私の印象では(経験では)、沖へと広がる砂地にある根(4畳半か5畳位)に他の魚達と活発に泳いでいるところを目にする。
この写真も、冒頭の写真もそんなシチュエーションだった。
データ詳細
撮影日
2019.10.05 #831
撮影ポイント
屋久島 一湊 ゼロ戦
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
ケラマハナダイの雌が好きらしい(笑)
相当な枚数の写真がある。
こんな背景はどうだろう。
青抜きや濃緑抜き!
本種ケラマハナダイの雌とアカオビハナダイの雌は良く似ている。
その識別方法は”尾鰭が本種は湾入しない”という点。更に尾鰭の両端と周縁が赤色という点。
一方アカオビハナダイの雌は”尾鰭が湾入する” ”尾鰭両端が赤色”
上の識別方法、尾鰭の向きによっては湾入しているようにも、してないようにも見えてしまう。
素人にとって正確な識別は、存外ハードルが高い。。。
参考写真:2020.7.3 @柏島 民家下北北
データ詳細
撮影日
2015.09.21 #514
撮影ポイント
水納島 ケーブル
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)