カスミチョウチョウウオ

スズキ目チョウチョウウオ科

2022.1.4:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島:台湾、東インドー中・西部太平洋の熱帯域。
【生息域】潮通しの良いサンゴ礁外縁のドロップオフの中層で大きな群れを作る。
【特徴】頭部は茶褐色。体色は黄色。体側には白色の域があり、腹鰭・尾鰭も白色。背鰭と臀鰭は黄色。





「富士山マークのチョウチョウウオ」



2022年、初夢をみましたか?
1日夜から2日の朝にみる夢が”初夢”。

私は初夢をみたような、みていないような。。。それさえ覚えていない程、爆睡した。笑


「一富士二鷹三茄子」
初夢でみると縁起が良いと言われているベスト3。
他にも、駿河国(静岡)の名物を挙げたとの説など諸説ある。


いづれにしても、
富士山マークのチョウチョウウオ!
それが本種カスミチョウチョウウオ!


(因みに、海外ではカスミチョウチョウウオの白色の域を”ピラミッド”に見立てているとのこと)




カスミチョウチョウウオの写真達、実は自分としては全く納得できていない。”削除候補”の印を付けていたくらい。
ところが「目出度い感じの種」を探している内に、富士山マークのカスミチョウチョウウオが目に留まった。削除候補から一転、投稿に使用されることになった。


参考写真:2015.3 @Palau Siaes Tunnel
単体の個体は群れから外れた?カスミチョウチョウウオなのだろうか?時々見かける。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2011.09.24 #237

撮影ポイント

沖縄本島 万座 ホーシュー

使用機材

Olympus XZ-1

カスミチョウチョウウオの群れ

 

本種の見所は何と言っても”群れ”。

 

”海中が霞んでしまう程の大きな群れ”
これが和名の由来。

 

チョウチョウウオ科の魚はほとんどが、底生の小動物やサンゴのポリプなどを摂食する。
ところが、カスミチョウチョウウオはプランクトンを摂食する。その食性からカスミチョウチョウウオは、サンゴ礁外縁の斜面やドロップオフの比較的潮の流れの速い中層で群れる。
チョウチョウウオ科の魚として本種は、ユニークな生態と言えるだろう。

 

「海の中が霞む」ような群れに会ってみたい。
カスミチョウチョウウオの単体も群れも、もう少しクオリティーの高い写真に差し替えたい。
今後の自分に期待しよう。笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.03.19 #474

撮影ポイント

Palau Siaes Corner

使用機材

Olympus XZ-2

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