カノコイセエビ

イセエビ科イセエビ属

2024.2.23:投稿



【分布域】房総半島以南。
【生息環境】洞窟内の穴奥や夜間のリーフの壁や穴などで多く見られる。
【特徴】体色は茶褐色。白色の小紋が散在し、歩脚にはオレンジ色の縦帯がある。第1触角は白色のまだら模様で、第2触角の基部に紫色の斑紋がある。たいてい複数で見られる。





「シラヒゲエビ型」

カノコイセエビには「アカエビ型」と「シラヒゲエビ型」がある。
写真の個体は特徴などから「シラヒゲエビ型」である。

「アカエビ型」は歩脚の各節が青紫色であることが特徴。
こちらの分布域は小笠原諸島のみ。
「アカエビ型」と「シラヒゲエビ型」が共にいるところが見られるらしいが、「アカエビ型」の方が圧倒的に個体数が多いとか。

この個体は小笠原で出会った。
通常複数でいることが多い本種だが、単独でいたように記憶している。
しかも、どちらかと言えば個体数が少ない方の「シラヒゲエビ型」を見たのは例外的だったと言うことか???

カノコイセエビは夜間にダイバーが出会える最もポピュラーな種だとされている。




データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2011.05.02 #211

撮影ポイント

小笠原諸島 父島 日吉丸沈船

使用機材

Olympus XZ-1

コメント

※メールアドレスが公開されることはありません

CAPTCHA