カンナツノザヤウミウシ

フジタウミウシ科ミズタマウミウシ属

2021.12.14:投稿



【分布域】西太平洋。
【特徴】体地色は山吹色。体全体に黒色の円斑が散在する。触角先端と触角鞘の縁は黒色。二次鰓後方の指状突起の長さや太さは個体差があるが、概して同属他種に比して長く大きい。コケムシを摂取する。40㎜に達する。



日本ではウデフリツノザヤウミウシを「ピカチュウ」の愛称で呼ぶが、海外では本種カンナツノザヤウミウシを「Pikachu」の愛称で呼ぶそうだ。

私の感覚ではウデフリツノザヤウミウシに出会う機会は案外多いが、カンナツノザヤウミウシとの出会いは希薄だと思う。両種の実際の個体数がどうかは不明。またウミウシの場合、ある種がある年はやたらと多く出現と言うような事も起こり得る。



「機、熟す」

久しぶりにカンナツノザヤウミウシに出会えた!と思ったら。。。
6~7分後に又カンナツノザヤウミウシ別個体!
しかも、良い場所に乗っている”ちびカンナ”

出会いとは、こんなものかも知れない。笑
会える時は会える。会えない時は会えない。

機が熟すのを待たねばならない!
さりとて、
機を逃してはならない!(撮りたい生物情報がある時は、速攻で撮りに行くべし!)



参考写真:久しぶりに出会えたカンナ。この個体を見た後直ぐに出会ったのが冒頭の写真の個体。
指状突起が長い。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.11.28 #1073

撮影ポイント

柏島 シシナカセ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

ほぼ10年前に撮ったカンナツノザヤウミウシ。

 

10年もの間、会わなかった訳ではないと思うが本種に出会った記憶もなければ写真もない。
そろそろボケ始めて記憶がないのか、上手く撮れずに写真がないのか。。。
そこは追求せず10年間カンナに会わなかったことにしておこう。笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.02.16 #269

撮影ポイント

田子 白崎

使用機材

Olympus XZ-1

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