HP公開前投稿

マレーシアのシパダン島の海。

早朝、体長1mを優に超えていそうなカンムリブダイが群れをなしている。
その迫力のある存在感に圧倒された。
嘴の様な尖った歯で、サンゴをガリガリ削って食べている。
そして白いフンを煙りの様に辺りへ撒き散らしていた。

集まって何をしていたのだろう？
まるで「行進」しているかのように群泳して、サンゴ礁の外縁部を泳ぎ去って行く。
何処かへ「通勤」してる様に見えると言った人もいた。
仕事に行くのか、ドロップオフの壁にあるという寝床へ帰って行くのか。

この写真はパラオの海。
シパダンでの早朝(6時ごろ)の出会いの他は、単独で居るカンムリブダイにばかり会う。

カンムリブダイの世界では「早朝以外は群れない」などの約束事？があるのだろうか？？笑

カンムリブダイは日本ではやや稀なようだ。日本では鹿児島県笠沙、八重山諸島で見られる。

欲深い私はカンムリブダイの幼魚にも是非会いたいと願っている。幼魚は内湾の浅いサンゴ礁の枝サンゴが密集する所にいるようだ。そんな場所へ行ったら探してみようと思う。ワクワク！