カケハシハタ
スズキ目ハタ科ハタ亜科
2024.2.14:投稿
【分布域】南日本。
【生息域】沿岸のやや深い岩礁域に生息する。
【特徴】体側にある斑紋は、弧状ではなく虫喰い状の幅広い淡い褐色の帯があり、それらは黒く縁取られる。帯は斜め前下へ向かって走る。体高はやや高い。体長は70cmにもなる大型種。
「今日はバレンタインデー?!」
バレンタインデーには無関係なお歳頃の私。。。
私の若い頃には「2月14日」にチョコレートをプレゼントする習慣は、未だ日本で始まっていなかった。
よってバレンタインデーの思い出はない。
しかし。
本種カケハシハタの思い出は鮮明にある。
本種に出会ったのは、ナガハナダイ狙いで伊東の深場へ行った時。
インストラクターは龍君。
バディはアメリカから一時帰国中のSカヨさん。そして川northさん。
この日は2本続けて伊東の白根南というポイントの深場で潜った。
狙いはナガハナダイだったが、深場に棲むツルグエや本種カケハシハタ、そしてユウダチタカノハなどmy新種が一気に増えた。弥が上にも思い出は鮮明に、そして強く残った。
データ詳細
撮影日
2016.06.14 #562
撮影ポイント
伊東 白根南
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
この1枚も冒頭の写真と同じ時。
同じ個体である。
カケハシハタの名前の由来だが。
体側の帯を「架け橋」に見立てているとの説。
帯状の斑紋が”完全な弧”を描いていない、橋としては繋がっていない「欠けている橋」との説。
よって漢字表記は「架橋羽太」「欠橋羽太」などがある。
本種カケハシハタとよく似たホウキハタやイヤゴハタは”弧”を描く斑紋を持つ。
データ詳細
撮影日
2016.06.14 #562
撮影ポイント
伊東 白根南
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)