イソギンチャクエビ
テナガエビ科ホンカクレエビ属
2021.7.2:投稿
【分布域】房総半島以南。
【生息環境】サンゴ礁や岩礁の比較的浅場に生息。サンゴイソギンチャクなどの宿主の触手の間に隠れている。
【特徴】体は透明で頭胸甲の側面や腹部に白色の斑紋がある。尾扇には暗褐色に囲まれた黄色い円斑がある。胸脚の関節は濃紺色の帯がある。
【識別ポイント】同じテナガエビ科のヒメイソギンチャクエビに似るが、尾扇で見分けることが出来る。また、ヒメイソギンチャクエビの胸脚には濃紺の帯は無い。
写真は背景(宿主)がライトグリーンで綺麗なので選んだ。スナイソギンチャクかと思ったが「イソギンチャクエビはスナイソギンチャクとは共生しない」との記述をネットで見た。この写真の宿主が何というサンゴかは今後の審議事項である。
データ詳細
撮影日
2016.11.14 #604
撮影ポイント
田子 弁天島
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
この個体の頭胸甲の白色の斑紋、やたらと大きい。個体によって随分と差がある。
雌雄の差はもちろん、個体の成熟度合いにもよるようだ。
本種イソギンチャクエビは、魚などのクリーニングはしない。
確かにそんなシーンは見たことがない。
データ詳細
撮影日
2020.08.28 #904
撮影ポイント
伊豆大島 王の浜
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)