ホシニセスズメ

スズキ目メギス科

2021.12.2:投稿



【分布域】八丈島、小笠原諸島、高知県、琉球列島。
【生息域】水深の浅い岩礁域やサンゴ礁域に生息。内湾やタイドプールなどでも見られる。
【特徴】暗褐色の体側に淡黄色の微小斑が縦列に並ぶ。背鰭と尾鰭の外縁は広く淡黄色をしている。警戒心が強く、物陰に単独で潜んでいる。



「メギス科」

図鑑『日本の海水魚』には「メギス科」として以下の6種が掲載されている。
メギス
・セダカニセメギス
クレナイニセスズメ
・カツイロニセスズメ
・リュウキュウニセスズメ
・ホシニセスズメ(本種)

「メギス科」は、今までメギスとクレナイニセスズメの2種しか撮ったことがなかった。


柏島の民家下北北の水深3~5mの根の上にはテーブル状のミドリイシがいくつもある。それらサンゴの根本の暗い陰には様々な魚たちが隠れている。本来はカエルウオを探していた。


そんな時、思いも掛けず本種に出会った。
体高が低く黄色い背鰭と尾鰭の姿を見て直ぐにmy新種だと分かった。
私の持つライトに照らされてサンゴの根元から出てきたところを撮影した。


今回新たに「ホシニセスズメ」をメギス科の仲間に迎えることが出来て嬉しい。


それにしてもメギス科の魚達の名前には何故か”ニセ”が付く魚が多い。







データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.11.28 #1076

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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