ホシカザリハゼ
スズキ目ハゼ科クツワハゼ属
2021 .7.25:投稿
【分布域】伊豆諸島、伊豆半島、和歌山県、愛媛県、高知県、屋久島、口永良部島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域のドロップオフ下に生息。砂底、砂泥底で単独で見られる。生息水深は5〜15m。
【特徴】第1背鰭の1・2棘間に1〜2個の黒点があることが最大の特徴。
本種ホシカザリハゼは一見、伊豆の海でも良く見る普通種・クツワハゼに良く似ている。
他にも同じクツワハゼ属のホシノハゼ、ヒメカザリハゼ、マダラカザリハゼ、カザリハゼにも良く似る。
しかし、本種は名前通りに背鰭に「ホシ」を持つ。この特徴を持つのは本種のみ。
あえて識別ポイントは割愛した。
データ詳細
撮影日
2020.10.16 #921
撮影ポイント
屋久島 一湊 タンク下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「葛藤ーキツネベラ幼魚かホシカザリハゼか」
バックに写るキツネベラ幼魚はアイドル中のアイドル。
しかし私の眼の前には、背鰭にホシのある初めて見るハゼがいる。
To be,or not to be:that is question.
英語は不得意だが、上のフレーズは余りにも有名。
この時の私はハムレットの心境。
結局、以前撮ったことがあるキツネベラ幼魚ではなく初見のホシカザリハゼを選択した。
キツネベラ幼魚への心残りが、ハゼへのピントも曇らせたらしい。
データ詳細
撮影日
2014.05.05 #428
撮影ポイント
奄美大島 プチフィッシュ
使用機材
Olympus XZ-1