ヒトスジモチノウオ

スズキ目ベラ科ホホスジモチノウオ属

2022.10.22:投稿



【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、和歌山県串本、高知県柏島、愛媛県愛南、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域、サンゴ礁域に生息。水深の浅いサンゴ礁の潮通しの良い場所で多く見られる普通種。
【特徴】体色は灰色、白色、薄い緑色、赤味の強い個体など色彩バリエーションが豊富。尾柄部に白色の横帯が1本あるのが特徴だが、環境に応じて瞬時に消失させることもある。雌雄の差は顕著ではない。頬に赤色の細いラインがある。眼の後方から延びる2本な赤色のラインは鰓まで達する。
幼魚は体側中央を1本の縦帯が走ることが多い。



「ヒトスジモチノウオ 幼魚」

まるで”かくれんぼ”をして遊んでいるかのようなヒトスジモチノウオの幼魚。
隠れてみたり、チラッと姿を見せたり。

「もういいよ~!」の声が聞こえる前にシャッターを切った。
ルール違反?!

屋久島へ着いて1本の海。
私はガツガツ前のめりで、ルールを守って遊んでいる心の余裕は無かった。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.09.30 #1183

撮影ポイント

屋久島 大瀬

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ヒトスジモチノウオ 若魚」

 

図鑑を調べるとこの写真の個体は、未だ成魚ではない。
その判断理由は、本種の特徴で眼の後方にある2本のラインが明瞭ではないことと、背鰭前方に幼魚の名残りの眼状斑があること。

 

参考写真:2010.10.10 @沖縄本島 恩納村 眞栄田
成魚の写真は既に撮った気になっていたが。。。
それは大間違いだった。
“撮った”とは言えない「証拠写真」レベル。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.10.02 #1051

撮影ポイント

屋久島 金坂

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

コメント

※メールアドレスが公開されることはありません

CAPTCHA