ヒトスジエソ
ヒメ目エソ科
2023.2.23:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域に生息。
【特徴】体側に中央に1本の褐色の縦帯がある。吻は丸味を帯びている。
「泳いでいる時、海底にいる時」
和名の由来は、体側中央にある”ヒトスジ”(一筋)の縦帯。
しかし、これがなかなか厄介な特徴。
泳いでいる時は、はっきりとした1本の縦帯が見える。
ところが。
海底などに着底している時は、この縦帯が不明瞭になり長方形が破線状に連なる。
考えてみれば「ヒトスジエソが泳いでいる時」など、見たことがあるだろうか?
そんな訳で泳いでいる時の写真はない。。。
エソ科の魚は識別困難な場合が特に多いそうだ。
本種もアカエソとの区別が難しい。
概してアカエソの方が大型なように感じる。
冒頭の写真。
ヒトスジエソにしては、青抜きだったりしてカッコ良く写りすぎ?なようにも思う。笑
そんなことを言ってはヒトスジエソに失礼だろうか???
参考写真:2010.10.10 @沖縄本島 恩納村 眞栄田
ホンソメワケベラにクリーニングされているところ。
データ詳細
撮影日
2015.10.19 #522
撮影ポイント
沖縄 瀬底島 ラビリーズ・キャメル
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)