ヒレナガカンパチ
スズキ目アジ科
2024.5.25:投稿
【分布域】相模湾以南の太平洋岸、能登半島以南の日本海、鹿児島県笠沙、琉球列島。
【生息域】沿岸浅所の中・下層域に生息。通常大きな群れで見られる。
【特徴】アジ科としては短く側扁した体形。琥珀色からオリーブ色の帯が体側下部に走る。背面と鰭は暗褐色から暗い青緑、腹面の色は薄く、黄色から紫色の反射がある。第2背鰭は第1背鰭の2倍程の高さがある。また第2背鰭の前部は鎌状になる。普通は全長90cm程度だが、最大160cmにもなる。
「カンパチとヒレナガカンパチの見分け方」
ヒレナガカンパチは第2背鰭の先端が長く伸びるが、カンパチのそれは長く伸びない。
腹鰭、臀鰭の下端は両者とも白い。尾鰭下葉の先端が白いのはカンパチ。ヒレナガカンパチのそこは白くない。
この写真を撮った時、自分で見分けが付けられた訳ではない。
写真を見ても分からなかった。
「ヒレナガカンパチ」と紹介されたから、、、に過ぎない。
が、それでは無責任。。。
投稿するにあたって改めてカンパチとの違いを調べた。
やはり決め手は2点。
・尾鰭下葉の先端が白いかどうか。
・第2背鰭が鎌状に伸びているかどうか。
ちょっとドキドキして自分が投稿したカンパチの写真を見た。
カンパチの尾鰭下葉は確かに白色。
ホッとした!!(笑)
参考写真:同じ時の同じ群れ。
データ詳細
撮影日
2019.05.03 #788
撮影ポイント
小笠原諸島 後島No.2
使用機材
Olympus XZ-1