ヒラミルミドリガイ

チドリミドリガイ科ゴクラクミドリガイ属

2023.1.8:投稿



【分布域】インドー西太平洋、東太平洋。
【特徴】体地色は緑色で濃淡がある。環境に合わせて黄緑色や苔色なども見られる。体表全体に赤色の細点が散在する。ただし、これを欠く個体もいる。側足には白色の微細な突起がある。触角は上半分は白色~透明で微細な小突起が密に入る。ミルなどの海藻をホストとする。体長は25㎜に達する。




「寒い朝、寒い海」

1月や2月の朝。
海へ向かうために家を出る時、陽は出ていない。辺りは真っ暗で、周囲の家々は未だ寝静まっている。

何の因果で。
こんなにも暗く寒い、夜も明けぬ時刻から、重いカメラの入った荷物を背負って、駅へと急いでいるのか?
しかも、行く先は寒い海の中。


と。
思ったりもする。笑


が。
ひとたび海に入れば、冬の透き通ったきれいな海水。
その海にこの身を預けて、重力から開放されれば、いつもと違った”世界”が待っている。


これからの寒い海。
ウミウシが沢山出てくる。
今年はどんなウミウシに会えるだろう!

宝石のように美しいウミウシ!
地味な色彩の渋いウミウシ!




私は今朝も、家人たちを起こさぬよう”忍び足”で玄関ドアを開け、いそいそと駅へと向かう!






参考写真:同じ時の写真。
黒丸はウミウシの眼。





データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.03.28 #272

撮影ポイント

伊豆海洋公園

使用機材

Olympus XZ-1

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