ヒメイカ
ヒメイカ科ヒメイカ属
2022.5.4:投稿
【分布域】日本、朝鮮半島。
【生息域】沿岸の水深の浅い砂泥域にあるアマモなどの生育する場、いわゆる藻場に生息する。
【特徴】体色は黒褐色から蒼灰色まで変化させることができる。体長2㎝ほど。体は紡錘形。胴体の幅は長さの半分ほど。外套膜の先端はややとがり、鰭は小さい。体表には細かな斑点が一面にある。外套膜の背側に吸盤があり他のものに付着することが出来る。触腕はやや長く広がってはいない。
最小のイカ!
体長2㎝ほどと言われるが、小型であったり生まれたての個体は1㎝を更に下回る。
冒頭の写真は2021年3月初旬、城ヶ島のビーチ、生まれたてのヒメイカ!!!
アマモやマメダワラにも付かず、浅海の中層を漂って浮いていた。
余りの小ささに「無理~むり~」と思いながらシャッターを切った。
何故か目ピンがきている!
そんな奇跡?!がもあって良いではないか!笑
可愛すぎるヒメイカの赤ちゃん。
肉眼では可愛いかどうかなど全く分からなかった!
参考写真:同じ時、一緒にいた10匹ほどの仲間。
データ詳細
撮影日
2021.03.09 #964
撮影ポイント
城ケ島 梶が浜ビーチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
マメダワラに付いているヒメイカ。
冒頭の個体より大人なヒメイカ。それでも、極小。
こちらは見事にピンボケの写真。
こんな場所に棲んでます!という意味合いで掲載。
参考写真:同じ時の写真。
黒丸で囲んだ中にヒメイカはいる。丸で囲まないと分からないのもどうかと思う!
上の2枚の写真は2021年3月9日 城ヶ島梶が浜ビーチ。
下の2枚の写真は2015年3月10日 大瀬崎湾内。
どちらもヒメイカの生息に適した環境。
PS:
今年も数週間前辺りから「ホタルイカ」が我が家の食卓にのぼり始めた。
やはり旬の食材は美味しい!酢味噌で頂く。
食べながら「ヒメイカ」を投稿しようと思い立った。笑
データ詳細
撮影日
2015.03.10 #469
撮影ポイント
大瀬崎 湾内
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)