ヘリシロイロウミウシ
イロウミウシ科メレンゲウミウシ属
2024.10.15:投稿
【分布域】西太平洋、中部太平洋。
【特徴】体地色は乳白色を帯びた半透明。外套膜最外周は淡い橙黄色線、次に白い色帯で縁取られ、緩やかに波打つ。触角と二次鰓は茶褐色〜橙色で、触角の褶葉の前後には白色の縦線が入る。二次鰓の軸は白色。25mmに達する。
「ヘリシロイロウミウシ」
図鑑によっては「触角は暗褐色」だと書かれている。
掲載している写真も触角が暗褐色。
「背面周縁は外側から淡い橙黄色線、白色の帯で縁取られる」と。
自分が撮った写真の個体の触角は橙色(オレンジ色)。
背面最周縁に淡い橙黄色は確認できない。これは撮影の際、色を十分に出せていない可能性もある。
悩みながら、ネットを検索すると。。。
ヘリシロイロウミウシの画像として出てくるのは、触角が橙色(オレンジ色)の個体が多い。
特定にやや苦労はしたが、本種で間違いないという結論に至った。
参考写真:2013.5.5 @奄美大島 手広海岸
こちらの個体は、背面最外周縁はごく淡い橙黄色に見えなくもない(笑)
データ詳細
撮影日
2024.10.06 #1460
撮影ポイント
屋久島 金坂
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)