ハタタテハゼ

スズキ目ハゼ科ハタタテハゼ属

2024.1.1:投稿



【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、千葉県~屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域の礁外縁、礁斜面、ドロップオフの水深3〜30mに生息。礫混じりのガレ場や砂底などの中層で単独あるいはペアーでホバリングしている。
【特徴】体色は幹部は乳白色で尾部から尾柄部は赤色から濃赤色。第1背鰭の前部は著しく高く、先端は尖る、背鰭後縁は丸い。驚くと巣穴へ隠れる。





「正月はハタタテハゼ属」

明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。

当HPでは、年の初めはハタタテハゼ属でスタートを切るのが慣例。
2021年 アケボノハゼ
2022年 シコンハタタテハゼ

そして2023年はハタタテハゼ。


日本には、ハタタテハゼ属は3種が分布している。
と言うことは今年で全部投稿したことになる。。。
来年はどうなるのだろう。
ん~~、それはそれできっと何とかなるだろう(笑)

元旦早々、先のことを思い悩むのは止めておこう。


ハタタテハゼ属の各3種、何れ劣らず美しく魅力的である。

3種の中で生息水深が1番浅めなのが本種。
目にするチャンスはハタタテハゼが1番多い。

先ずは、沖縄で撮った単体のハタタテハゼ。


参考写真:2015.10.19 @沖縄 瀬底島 パンプキン

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.06.01 #556

撮影ポイント

沖縄本島 万座 ミニドリームホール

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「背鰭が長くピーンと」

 

好きなモノは、勢いハードルが上がる。
例えば私はチョコレートが好き(←若い頃)。
だからと言って何でも良い訳ではない。
甘くないビター系でカカオが70%位のチョコレート。
中に何かが入っているのは以ての外。

 

ハタタテハゼにも選り好みがある。
第1背鰭前端が長く、先までピーンと伸びていて、その縁が尾鰭と同じ赤色で縁取られていると尚良い。
更に、贅沢を言えば生意気そうな顔付きの子は値打ちがグッと上がる。

 

参考写真:同じ時の同じ個体。
第1背鰭前端が長いと、この時の写真のように鰭の先が見切れてしまう難がある。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.11.03 #741

撮影ポイント

八丈島 八重根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ハタタテハゼの魅力はペアー」

 

ハタタテハゼのペアーは、向きがクロスする場合と、平行に同じ向きの場合を撮りたい。
狙い澄ましていると、ペアーの内のどちらかが、巣穴の奥に隠れてしまったりする。
そうやって元も子もなくなることもしばしば。

 

参考写真:2023.12.24 @柏島 民家下北北
たまたまではあるが、ペアーの写真は2枚とも柏島でのもの。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.12.06 #941

撮影ポイント

柏島 後浜no.1.5

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「青抜きのハタタテハゼ」

 

背景も大事。
珍しく青抜きが出来る場所にいたハタタテハゼ!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.05.04 #697

撮影ポイント

宮古島 アントニオ・ガウディ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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