ハダカハオコゼ

カサゴ目フサカサゴ科

2022.1.11:投稿



【分布域】高知県以南の太平洋沿岸、伊豆・小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】波の荒いサンゴ礁外縁、根の窪みや岩の上に単独で生息。生息水深は15~20m。
【特徴】体は薄く扁平している。体色は赤色、黄色、茶褐色、黒褐色など変異に富む。基本、余り動かないで波の揺れに身を任せている。一見海藻のように見える。こうして海藻などに擬態して動かずに獲物を待ち伏せ、魚や甲殻類等を主に捕食する。動く時は胸鰭を使って這うように移動する。また、本種は体の表面が剝がれる「脱皮」が定期的に行われる。




「体色のバリエーション」

ハダカハオコゼには、ダイビングを始めて間もない頃からそれなりの頻度で会って来ている。
同じ生物の写真が必要以上に増えないように、似たような写真は随時削除している。
その際、体の各色が揃うよう選んで4~5枚に絞って来た。

要は、ここでも私のコレクション癖が顔を出して、魚の種類を集めるだけではなく、一つの種の中でも体色のバリエーションを蒐集しようとしている。困った癖ではある。




集めた写真を撮影年次順に載せていく。




「ピンク色のハダカハオコゼ」 2010年

海の中でカメラを手にして丁度1年が経ったころ。ダイブ本数157本目。



その時の自分に言いたいことがある。

「ねえ!分かってる?」
「ピンク色のハダカハオコゼってそうそう見れないんだよ!」
「心して写真撮ってネ」
(その後一度も赤色・ピンク色のハダカハオコゼに会っていない)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2010.11.19 #157

撮影ポイント

Malaysia Mabul Eel Garden

使用機材

SONY Cyber-shot (DSC-WX1)

「瀟洒な住まいの住人(魚)」 2013年

 

ハダカハオコゼは岩の上や隙間、根の周りの窪みなどにいることが多い。

 

このハダカハオコゼに言いたいことがある。
「分かっている?」
「皆(ハダカハオコゼ)岩の上とか隙間とかに住んでるんだよ!」
「随分とまた贅沢な住まいじゃない」
「やっぱりそこは億ションだったの?」「住まいには前から拘りがあって探した訳?良くそんな良いとこ見付けたね!」

 

その後、白色のハダカハオコゼには数回会っている。
この個体や写真が気に入っている訳ではないが、良い背景にいるという1点のみの理由で削除しないで来た。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2013.11.16 #379

撮影ポイント

水納島 わさわさ

使用機材

Olympus XZ-1

「パワーゲームの敗者」 2016年

 

初めて行った八丈島。ナズマドの浅場。岩がゴロゴロしている場所。岩の隙間で隠れていた。
この時のガイドは龍くん。
通常余り動かないと言われるハダカハオコゼ。ちょこまかと胸鰭を使って岩の隙間に逃走を図る。

 

この茶色のハダカハオコゼに言いたいことがある。笑
「ねっ!分かるよ。嫌なんでしょ。なんか怖いよね」
「でもね、今回は相手が悪かったね。龍くん負けず嫌いだし。。。誘い出すの上手いし、いくら隠れても諦めてくれないよ!」

 

かなり大きく重たい岩を持ち上げて、上手く岩の上に導き出され、、、。
観念したかのようにじっと”モデル”を務める運命になった。
パワーゲームの敗者・ハダカハオコゼ!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.07.31 #575

撮影ポイント

八丈島 ナズマド

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ロックな奴」 2019年

 

沖縄のガイド・ムラさんに紹介されたハダカハオコゼ。

 

このハダカハオコゼ、言いたいことがあるとか。
「俺の横顔カッコ良く撮ってくれ!俺的にはリーゼントヘアーにちょっとした自信がある!」
「そこんとこよろしくナ!」

 

私からは特に言いたいことはない。笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.10.20 #839

撮影ポイント

沖縄本島 本部 ゴリラチョップ沖

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.9~18mm F4.0~5.6)

「オマケ・myハダカハオコゼ」 2021年

 

田子・沖の浮島根に「ムラモミジハナダイ」(未遭遇・未撮影)がいるとの情報がミカちゃんからもたらされた。
そうと知ったからには行かねばならぬ。日帰りツアーを組んで貰った。

 

が、
ツアーの日は生憎の荒天。田子の船着き場さえも波立っていた。外海の沖の浮島根へ行くことは叶わない。
「こんなこともあるさっ!」とサクッとターゲットを変更し、湾内の白崎で2本潜った。
普段なかなか行けない通称「夢のケーソン」と「奥のケーソン」の間の砂泥底のハゼエリアへチャレンジした。

 

1本目の終盤、お互いが見える範囲でそれぞれが思いのままに時間を使っていた。
私も何かいないかなぁ~と岩の隙間をライトで照らしたりして遊んでいた。
目ぼしい生物はいないし、そろそろ安全停止の時間かな~と思った矢先。。。

 

自分の位置よりやや下、幾つかの岩が折り重なった窪んだ場所。その岩の上に白色のハダカハオコゼがチョコンといた。

 

見付けたのではない。ただ目の前に現れた。

 

今までハダカハオコゼとは暖かい海で出会って来たので、伊豆の海での出会いに若干の違和感はあったが、特段の感動は無かった。
自分だけが写真を撮って後で見せたら”怒られるやつ”だと思い、やや遠くにいるミカちゃんに手を振って合図した。

 

以上が私の観点からの”この日の経緯”。

 

ミカちゃんのこの日のブログはこちら

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.12.17 #1081

撮影ポイント

田子 白崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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