ゴルゴニアンシュリンプ

モエビ科トガリモエビ属

2022.12.20:投稿



【分布域】伊豆半島以南から琉球列島にかけての太平洋沿岸。
【生息環境】オドリカラマツなどのウミカラマツ類などに擬態していることが多い。
【特徴】透明の体色に横縞模様が全身に入る。口先は細長く尖っている。




「超稀少種!」

2019年6月の柏島。
到着日の1本目。
ポイント名は後浜no.1。


潜降後10分も経たないタイミングで、かなり淡々とサラッと紹介された。

柏島の現地ガイド・梶原さんのスレートには「ゴルゴニアンシュリンプ」と書かれていた。
確かに初めて聞く名前であり、初めて見るエビだった。

無知とは困ったものである。
このエビが巷では「超稀少種で超人気のエビ」だとは露知らなかった。

肩に力が入ることもなく、殺気を出すこともなく、シャッターを切れたのは幸いだったかも知れない。。。

学名:Tozeuma armatum
英名:Saw blade shrimp、Gorgonian shrimp

「Saw blade shrimp」=ノコギリ刃エビ
「Gorgonian shrimp」=角状のエビ



本種がしばしば擬態し寄り添っているのは「オドリカラマツ」。
正に踊っているかのように、枝が四方八方へ自由奔放に伸びている。

エビとカラマツ、どちらも素晴らしいセンスのネーミング!



参考写真:同じ時の同じペアー。
おそらく下の小さな個体が雄で体の大きい方が雌だと思われる。
エビ類では通常、雌の体の方が大きい。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.06.20 #801

撮影ポイント

柏島 後浜no.1

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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