2021.7.9：投稿

【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域の比較的浅い水深に生息する。温帯域適応している。
【特徴】クリーム色の体に黒色〜濃紺の点が並んでいる。眼を通る黒色の横帯がある。臀鰭の縁が黒色である。


写真の個体は、ちょうどホンソメワケベラの幼魚にクリーニングされているところ。警戒心が解けていた時のようだ。
臀鰭の縁が黒色で縁取られていることを、本投稿を書くにあたって初めて知った。いつも背景に溶け込んでいて分からなかったが、本種の特徴の１つのようだ。

本種ゴマチョウチョウウオに限らず眼を通る黒色の帯は急所を隠しているのだろう。多くの種に見られる。



参考写真：伊豆のゴマチョウチョウウオ。2019.11.27 ＠安良里　沖の根
根の亀裂に居た。露出がアンダー過ぎて失敗気味。